シャンプーの選び方

シャンプーの選び方
出典 ‘美髪ベースメイクシャンプー『守り髪』’

ノンシリコンシャンプーは、シリコンが配合されていないというだけであって、オーガニックシャンプーでも育毛シャンプーでもありません。最近では、シリコンが配合されていないというだけで髪の毛によいというイメージをもっている方が多いようですが、髪の毛が一切守られていない状態となるので、デメリットも多いことを理解しておく必要があります。また、ノンシリコンシャンプーを使用していても、指通りをよくするためにヘアクリームや洗い流さないタイプのトリートメントにはシリコンが含まれていることがあるため、注意が必要です。

髪の毛がまとまらず、ボリュームが出やすくなるシリコンシャンプーは、日頃から柔らかい猫毛ですぐにペチャンコになってしまうような方に向いています。髪本来の弾力を活かしながらふんわりと仕上げることができます。逆にボリュームを抑えて、しっかりと髪の毛をまとめたい方には、シリコンが配合されているシャンプーがおすすめです。シリコンとノンシリコンは、髪の毛をコーティングする作用があるかないかの違いだけなので、シャンプーの洗浄成分や潤い成分などに着目して、髪質やボリュームなどに合わせて選ぶことが大切であると言えるでしょう。

ノンシリコンシャンプーのメリットとデメリット

ふわっとしたショートやボブなど、最近流行のボリューミーなショートカットの方におすすめなのがノンシリコンシャンプーです髪の毛をまとめる効果があるシリコンが配合されていないため、髪の毛のボリュームを出しやすく、ふんわりとした質感の髪型にするのにも向いています。また、カラーやパーマの薬剤が浸透しやすく長持ちするため、髪型を変えてイメージチェンジしたいときにも楽にできます。男性だけでなく女性にも抜け毛や薄毛で悩む方がいます。ノンシリコンシャンプーは、洗浄力が弱く、髪の毛や地肌への刺激が低いことから、抜け毛や薄毛の予防にもおすすめです。

艶やかに輝きまとまった美しい風になびく髪の毛、シャンプーのCMでよくみるシーンですが、ノンシリコンシャンプーには、そのような髪の毛は期待できません。コーティング剤が一切入っていないためシャンプーするときにも髪の毛がきしみ、もつれやすくなります。ドライ後も指通りの悪さは改善せず、枝毛や切れ毛の原因になってしまうことがあります。また、髪の毛がダメージをうけている場合は、さらに傷みがひどくなることもあります。髪の毛がまとまりにくくなるため、ボリュームが出てしまい、コーティングされていないことによって熱にも弱いため、長時間ドライヤーを使用することもできません。ガードされていない、ありのままの髪の毛であることを理解しておかなければならないのです。

ノンシリコンシャンプーの特徴

ノンシリコンシャンプーとは、文字通り髪の毛をコーティングする作用があるシリコンが配合されていないシャンプーのことです。シリコンにはさまざまな種類があり、シリコン配合シャンプーにはその成分として、ジメチコンやメチコン、シクロメチコンやシリカ、シロキなどの表記があることで区別できます。ノンシリコンシャンプーは、髪の毛を包みこむバリア膜をつくらないことから、ありのままの髪の毛の状態になります。普段のシャンプーの際には、シャンプー後に使用するコンディショナーの潤い成分などが浸透しやすくなり、髪の毛や頭皮を健やかに保つことができるとされています。また、美容院でパーマやカラーなどをする際には、施術がしやすいことでも知られています。

油分で髪の毛をコーティングすることがないため、シャンプーの後に、髪の毛がきしんだり、なかなか指が通らず、ごわごわしてしたりすることもありますが、長く使い続けると、髪の毛の1本1本にハリやコシがでてくるという声も聞かれています。生まれ持った髪の毛の本来の美しさを取り戻すためにはおすすめで、化学物質などが含まれていない自然由来の成分で構成されていることがほとんどです。リーズナブルに手にできるシリコンシャンプーと違って価格が高く、一般的なドラッグストアやスーパーマーケットなどには置いていないことが多いのも特徴のひとつと言えるでしょう。

シリコンとノンシリコンのシャンプーの違い

ノンシリコンシャンプーが登場するまでは、シャンプーにシリコンが含有されていることすら知らなかったという人も多いのではないでしょうか。ゴムなどの原料としても使用されるシリコンからできた液体で、鎖状のものと環状のものの2つのタイプがあります。効果に差異はありませんが、環状タイプのものの方が髪の毛に密着しにくいため、残留性が低いとされています。最近では、シリコンが悪者のような扱いをされることがありますが、シリコン自体には毒性などはなく、安心して使用できるものです。シャンプーにシリコンが含まれるのは、潤滑剤として油の膜を形成し、髪の毛をコーティングすることで、指通りをよくするためです。シャンプー自体には、そのような成分は含まれておらず、安価な商品ほどシリコンを使用して使用感を高めていると言えます。

ドラッグストアなどでリーズナブルな価格で購入できるシャンプーのほとんどはシリコンを含有しているものであり、洗浄力の強さで洗い上がりのよさを感じることができるものです。これは、高級アルコール系の界面活性剤が使用されていることによるためで、シリコンシャンプーが髪の毛や地肌に悪い影響を与えると言われている理由でもあります。洗浄力が強いため、髪の毛や地肌に必要な脂もはぎ取ってしまうことから、髪の毛がきしみやすくなるため、シリコンを配合して滑らかにしているのです。しかし、その成分が頭皮をコーティングしてしまうため、毛穴に成分や汚れがつまりやすくなり、炎症などの原因になるというデメリットもあります。